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トラ 触手 (SSリクエスト用) by森谷2009-02-15(Sun)

トラ 触手 (SSリクエスト用)

SSをリクエストするために某所に投稿。2人の方が執筆してくださいました。感謝!

(11月18日追記)
 SSを執筆していただきましたもけさんに転載許可をいただきました。
 もけさんのサイトには他にもSS多数です。是非!


written by もけ


「は、放せ! この……!」
 青く細長い触手に身動きを封じられながら、虎の男が叫んだ。
 目の前にはこの触手の飼い主が、楽しそうに笑いながら立っている。
 体を縛る触手は確かに細かったが、彼の鍛え上げた体でさえも、まるで身動きが出来ないほどの力を持っていた。
 そして服の内側へと入り込み、中から虎が見につける衣服を引き裂き、ボロ切れへと変えていく。
 加えて、ヌメヌメとした粘液に包まれた触手が体を這い回る感触は、不快そのものである。
 虎は無駄だと分かってはいても、目の前の男へ向かって叫び、体に力を込めるのをやめることが出来ずに居た。
「それにしても、いい体だな。俺の触手たちも喜ぶよ」
「何を……!」
 男がしゃがみ込み、虎の恥部や胸を申し訳程度に隠す布切れを掴み、投げ捨てる。これで虎は丸裸だった。
 なすがままの状況に、虎は忌々しげに唸り、せめてもの抵抗へと、男に唾を吐きかけようとする。
 そんな必死な姿を、男が鼻で笑った。それと同時に、青い触手が彼の顎に絡みつき、口を開く事が出来ぬよう押さえつける。
「んんんーーっ!」
「そうだ、触手はまだ居るから、頑張ってくれよ」
 抵抗は無意味、改めて触手がそれを伝えると、するすると虎の頭を這い始める。
 さながら目隠しのようにの様に、彼の両目をふさいだ。
 視界の塞がれる間際、彼は自分の体に這い上がってくる、新たな触手を目にする。
 他に比べて太く短い肉色の触手と、男性器のような先端を持った、凶悪な形状の触手。
「や、やめろ……、俺をどうす…――がぁッ!?」
 青い触手の先端が四つに割れ、その口を露にしながら、虎の乳首へと吸い付いた。
 甘く噛むような刺激と共に、きつく吸い上げられる。虎は歯を食いしばって、快感に体を震わせた。
 口を開けば、出てくるのは嬌声だけだろう。それは絶対に嫌だった。
 目をふさがれていても、必死に快感に耐えている姿を嘲笑われているのが分かる。
 握り締めた手のひらに爪が食い込み、つーっと血が流れた。
 だが、責めはまだ始まったばかりであった。青い触手が虎のの太股に回って開脚させ、反対側の先端で肛門を突付く。
 鳥が啄ばむように、軽い刺激を執拗に与えられる。そのたびにアナルがキュッと収縮していた。
「あぁっ、がぁっ、がぁあ……っ」
 もはや口を閉じていることは出来なかった。口を開いて大きく吐息を漏らし、それに付随して嬌声を上げる。
 胸まで這いずってきた太い触手が、不審な動きをしているのを感じても、再度口を閉じる事は出来なかった。
――グボッ
「ふが、んんんむぅ……っ!」
 口へと太い触手が捻じ込まれる。虎の大きな口を一杯に開けて、ようやく入るようなサイズのもので、さらにゴムのような質感の表面は、いくら強く噛み付いても噛み切れず、それも無視して彼の口の中で暴れる。
「んんんぁむぅっ!!?」
 触手の生臭い味に吐き気を催すのも束の間、肛門へと触手が侵入を始める。
 細い触手は痛みを与える事無く彼の直腸を這い回り、その中へと淫らな液体を吐き出していく。
 まるで精液のように熱く粘性を持った液体が直腸内へ溢れ返り、それを触手がかき回す。
 口を塞がれていなかったら、虎は絶叫していたろう。
 淫液の作用か、虎の体内からジワジワと熱を帯び、その体が性的に興奮した印を見せ始める。
 さっきまで垂れ下がっていた虎のペニスが、むくむくと勃起し、先端からカウパーを溢れさす。
 胸の上に乗る肉色の触手が、待っていたとばかりに大きな口を広げ、そのペニスへと吸い付いた。
「んんっ、んんんぁあぅっ!!」
 虎が鼻息荒く嘶いた。頭の中での嫌悪とは裏腹に、体は興奮し、気が狂いそうな程の感度で触手の動きを感じ取る。
 胸を、アナルを、ペニスを同時に刺激されながら、彼の瞳から大粒の涙が零れ落ちて、頬へと伝った。
――びゅるるるっ
 口を塞ぐ触手が、彼の喉へと盛大に射精する。口に栓をされていた彼は、それが喉を通過し体内へと流れ込むのを、ただ感じ取るしかなかった。
 それと同時にペニスを覆う触手の口が収縮し、軽く牙を立てられる。
 虎は無言で快感に打ち震えながら、自らも射精した。触手が蠢き、その精液を飲み下していく。
 出したばかりのペニスを吸い上げられ、虎の全身が快感に痙攣した。
――ぐぽっ
 虎の口から触手が排出される。だが、もう抵抗の言葉も無い。ただ荒い息を重ねるだけだった。
「おいおい、もうグロッキーか? 一番大変なのが残ってるぞ」
 馬鹿にしたような声が側から響き、肛門へと近づく、太い触手を感じる。あの、男根の形状を模した触手だ。
 つぷり、その先端が、ほぐれたアナルへと密着する。虎は全身の毛を逆立てると同時に、力なく首を横に振った。
「あぁ、あああぁああっ……」
 ぐぐっと触手の先端がアナルを通過する。そして、男根で言うところ亀頭が彼の体内へと侵入を果たした。
 だが、きついのはこれからだ。亀頭の後ろには、大量のイボイボが並んでいる。
「がぁ、がぁあぁあっ、ぐぁ…――んむぁっ、んぐぅ……!」
 そのイボイボさえも彼の肛門をくぐる。限界まで感度の上がった体へと、強すぎる刺激が送られてきた。
 虎は絶叫を上げるが、それを遮るように、大きく開かれた彼の口へ、あの肉色の触手が飛び込む。
 ぐぽっ、ぐぽっ、淫液に塗れた直腸を、太い触手がピストンのように這いずり回る。
 頭が焼け切れてしまいそうな、強烈な快感は、最早苦痛との区別もつかなかった。
 いつの間にか彼の両目からは大量の涙が零れ落ち、頬の毛皮を濡らし、鼻からも鼻水が垂れている。
 大きな子供が泣き叫んでいるような光景だった。
 ピストンのたびに、触手に飲み込まれたままのペニスが震え、もう2,3度は射精を迎えたらしく、肉色の触手は絶えず蠢いていた。
「んんっ、んっ、んがぁんっ!!」
 直腸を突き上げられると、腹から押し出されるように悲鳴が漏れる。
 首を横に振って、涙と鼻水を撒き散らしても、触手は口から外れず、彼の喉へと塩辛い粘液を流し込んでくる。
 乳首に吸い付く触手は、痛みとも快感とも突かぬむず痒い刺激を与え、虎の胸を震わせた。
 そして、ピストンを繰り返す触手が、不意に太さを増し、ビクンと脈動する。
 虎は口を塞がれてくぐもった悲鳴を上げながら、「それだけは」と泣きじゃくった。
――びゅくっ、びゅくっ
「んがぁああんっ!!!」
 彼の直腸へと、触手の精液が注がれる。全身の毛皮が波打つように逆立ち、同時に虎自身も何度目か分からぬ射精を迎えた。
 体内へ注がれた精液は、入り切らずに結合部から噴出し、地面に白い水溜りを作る。
 ぐぽっ、口の触手が引き抜かれた。
「ひっ、ひぃん…ッ、た、助け……がぁっ!?」
 アナルを貫く触手が、抜かれる事無くピストンを再開した。
 助けなど来るはずも無い。彼は触手の慰み者となる他なかった。



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プロフィール

    さいと~ take カチ もけ 森谷

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    獣 ケモノ 獣人 オスケモ 美女と野獣 などを取り扱っている共同ブログです。