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レオシリーズ 劣情で悪化する獣化の呪い by森谷2009-12-28(Mon)
レオシリーズ。
全行程スティッカム配信。
スティッカム中で「前立腺刺激の触手ボール入れられて劣情で悪化する獣化の呪いを回避するために排泄しようとするが排泄することで気持ちよくなって余計獣化してさらに20個といわれて絶望するレオのSSが読みたい」と言ったら書いてもらえちゃえました。…なにこれすごい。どうもありがとうございます。
written byもけ
「ぐぅううぁあっ……!」
鉄格子の向こうに設置された松明の灯りにその身を照らされたレオは、低い唸り声を上げ背筋を跳ね上げながら、内から吹き出る汗を散らした。
彼は、剣も盾も奪われ、身に着けているものと言えば、申し訳程度に股間や尻を隠す布程度という裸同然の姿で、身を震わせ何かに耐えていた。
獅子の唸り声がじめじめとした牢獄の中に響き、それと呼応するように床に描かれた魔方陣が鈍い光を放つ。
その光を忌々しげに見つめながら、彼は腹の底から漏れ出る声を噛み殺すように歯を食いしばった。
腹の中で何かが蠢くのを感じる。必死でその刺激に耐えようとするほどに、身体は震え、堪えきれぬ声が獣の咆哮となって放たれた。
「はぁっ、はぁ……ッ」
かつて感じたことの無いほどの刺激に、レオが息を荒げる。股間を覆う布には勃起したペニスの形が浮き上がり、先端に先走りが滲んでいた。
敵に捕まり、手足を拘束され、抵抗も出来ぬままに肛門からごく小さな球体を無数に注がれたのを覚えている。
だが、今自分の腸内で蠢いているものの感触は、無数の細い指先で内側から引っ掻き回されるようなものだ。
何がどうなっているのか、とめどなく押し寄せる快楽に半ば呑まれかけ、辛うじて自己を保っている彼の頭では、想像する事すら出来なかった。
だが、そうやっていつまでも刺激に悶え続けている訳にも行かない。レオは自分を取り囲む魔方陣を、再度見回した。
腸内の刺激に彼の興奮が強まり、抗えぬ劣情が募っていくほどに、その魔方陣はより強い光を放つ。
最初、腸内に小さな違和感を感じて首を傾げていたときは、ただの紋様として地面に刻まれているだけであったが、やがて強くなる刺激に甘い吐息が漏れ、ペニスが僅かに勃起し始めたとき、非常に薄っすらとだが光を放つようになっていた。
そして今や、魔方陣は松明の如くレオの身体を照らすほどに光を放ち、当然ながらその効果もレオの身体を蝕んでいた。
「ぐうぅうっ!」
毛皮に覆われた右手を見て、レオが唸り声を上げた。本来彼は、不完全に解けた呪いによって、獅子の頭と人の身体を持つ獣人の姿である。
だが、レオの劣情と比例して光を強める魔方陣の効果により、その体が少しずつ獣へと近づいているのだ。
「負ける……ッ、訳には……ッ!!」
レオは自らに言い聞かせるように宣言し、腸内を掻き回す異物を排出しようと、尻に力を込めた。
103人もの犠牲によって救い出された筈が、自らの劣情に呑まれて再度その身を獣へやつすなど、何があろうとも許される事ではない。
自らを救うために犠牲にしてしまった者たちの死を無に帰すなど、あってはならないことである。
戦いに敗れ、剣を奪われ、惨めに牢屋へと放り込まれて屈辱的な攻めを受けながら、犠牲になった者たちへの想いと王としての誇りだけが、折れそうになる心を支えた。
「くぅ、ぐぅ……ッ」
レオは体勢を変え、排泄のときのようにしゃがむと、再度体内の異物をひり出そうと力を込める。
異物は抵抗するように体内でもがき、その刺激に足が震えて体がふらついた。
腰布を突き破らんばかりに勃起したペニスがビクビクと震え、先端から射精のような勢いで先走りを吐き出す。
戦いの日々の中、色を忘れかけていた彼の身体に、その快楽を刻み付けながら、腸内の異物はさらに激しく動き出す。
器具によって強引に肛門を開かれ、直腸へと入れられたときは、ただの小さな球体のはずだったというのに、今やその球体は大きさを増し、グネグネと動く短い触手を生やし、それ自体が意思を持つかのように的確な動きでレオの劣情を募らせた。
「くっ、これでは……、駄目か……ッ」
レオはついに身体を支えきれなくなり、床へと両手を突いた。すでに右肩までが獅子の毛皮に覆われ、左腕も肘までが同じ状況になっている。
足も同様だ。指からは獣のような爪が生え、膝下までを毛皮に覆われていた。時間はあまり残されていないようだ。
レオは呻き声を上げながら、右手を自らの尻へと伸ばし、腰布をずらして肛門を露出すると、きつく閉じたそこを指で撫でた。
閉じたままでは、異物を排出する事が出来ない。レオは深い呼吸を数度行うと、意を決したように歯を食いしばり、きつく締まった穴へと強引に人差し指を突き入れた。
「ぐっ、くぅぅっ……!」
器具を使って肛門を抉じ開けられたときと似た痛みに襲われる。戦いの中に身をおき、痛みに慣れていた筈だというのに、その痛みには脂汗をかいた。
「そこ……かっ……!」
すでに異物はレオの肛門間際まで押し出されていたようで、指先に弾力のある触手の感触が触れた。腸内に溢れる粘液が、抉じ開けられた肛門から溢れて、すべりをよくする。
レオは指の本数を増やし、クチュクチュと自ら肛門を弄るようにしながら、異物を引っ張り出そうと指を動かす。
異物は表面から出る触手をうねらせながら、レオの指をかいくぐるように逃げ惑う。それを追って指を動かすが、自ら尻を掻き回すほどに獅子の毛皮がレオの身体を包んでいく。
尾てい骨の辺りに疼くような熱を感じ、息を荒げながらそこを見れば、獅子の尻尾が生え、ゆらゆらと誘うような動きをしていた。
「くうぅっ!」
気付けば自ら尻を掻き回すことに快楽を感じていた。レオは叩きつけられた現実に忌々しげに唸りながらも、正気を取り戻す。
すでに体中が獅子の毛皮に覆われようとしている。異物からの刺激で淫乱と化した身体を刺激してしまうのは、得策とは言えないようだ。
レオは肛門からゆっくりと指を引き抜いた。その手の形はすでに人のものではなく、獣と人の中間の形状をして、掌には肉球までついていた。
このままでは、ほどなく完全な獣になってしまう。その恐怖が、湧き上がる劣情を僅かながら抑え、彼の体の変化が一旦止まった。
だが、レオ自身はがそのことに気付く余裕もなく、焦燥感に満ちた表情を浮かべ、四つん這いの状態から立ち直れもせぬまま、尻に力を込める。
先ほどの指の動きで、肛門は濡れそぼり緩みきっている。今ならば、この異物を体外へ排泄する事も可能なはずであった。
「ふっ、ぐぬぅぅ……ッ」
レオは野生の獣がそうするように、四つん這いの姿勢で力み、異物をひり出そうと唸った。
彼が尻に力を込め唸るたび、蠢く異物が肛門へと押し出されていく。抵抗するように表面の短い触手を動かし、レオの腸内へと潜り込もうとするが、歯を食いしばってその快楽に耐え、力み続ける。
レオの口元からは涎が盛れ、瞳は快楽と誇りの狭間で揺れていた。
それでも今は、押し寄せる劣情に辛うじて彼の意志の力が勝っていたらしい。肛門を押し広げながら、ついに異物がその姿を現す。
卵ほどもある球体の表面から、幅一センチ弱ほどの短い触手が生えている。無機物と有機物が合わさったような、奇妙な外観の球体であった。
指より遥かに太いその球体が肛門を通過しているのだから、痛みを伴って当然の筈であるが、今や異物の刺激には快楽しか感じる事が出来ない。ペニスがビクビクと震えながら先走りを撒き散らす。
球体はその触手を今までで最も激しく動かし、最後の抵抗をするようにレオを攻め立てた。だが、レオもあと少しでその攻めから開放されるのだ。
「がぁああああああっ」
――びゅるううっ!
きゅぽん、と肛門から球体が弾き出て、レオの足元に落ちる。それと同時に、ついに限界へと達した刺激によって、レオは射精していた。
腰布の内側で精液が爆ぜ、布を濡らし、染み出して床に垂れ落ちる。
「ふっ、ふぁ……あ……」
異物を追い出したという安堵も束の間、絶頂を迎えたレオの身体を獅子の毛皮が包んでいく。その全身が毛皮に包まれてしまった。
レオは床に突っ伏したまま、荒い息を整えていたが、やがて自らの体が毛皮に包まれているという事に気付き、鉄格子の向こう側を見つめた。
看守用の古ぼけた椅子の上に、フード付きのローブを着込み、顔すらも見えぬ男が座っていた。
この魔方陣を描き、彼の直腸へと異物を侵入させた相手である。彼は言っていた。劣情を抱くほどレオの獣化は進むが、責め苦に打ち勝ってしまえば魔方陣は効力を失い、レオは獅子頭人身の姿に戻り、効果は術者に跳ね返ると。
だが、レオの身体は未だに毛皮に包まれ、獣へと近づいた姿のままであるし、相手にも変化は見られない。彼はその疑問を口にしようとした。
「ぐるるぅ……ッ」
だが、彼の口から放たれたのは獣の唸りである。口元を押さえ、驚愕に目を丸くする。鉄格子の向こう側の男が、鼻で笑ったような気がした。
レオが唸りながら彼を睨みつけると、小さく笑いながら疑問の答えを口にした。
「責め苦はまだ終わってなどいないぞ」
男はそう話しながら指を鳴らした。レオの足元に転がっている触手の生えた球体が縮み、パチンコ玉ほどの大きさになってしまう。
レオがそれを見たのを確認すると、男は再度指を鳴らした。
「がぁあぁっ!?」
その瞬間、激しい苦痛に襲われたかと思うと、レオの腹が内側から押されるように膨らんでいた。
男が含み笑いを浮かべながら、面白そうに言い放つ。
「あと20個排泄できれば、お前の勝ちだな」
レオの腹の中に入れられていた異物の媒体が、男の指示によっていっせいに発芽する。
そして、先ほどの異物と同じ動きで、彼の腸内を掻き乱し狂おしい刺激を与えた。
「がぁ、ぁぅ……ッ」
驚愕に見開かれていたレオの瞳に、薄っすらと涙が滲んだ。一つを排泄するために、彼は全身を毛皮に包み、言葉を失うほど獣へと近づいた。
あといくつ耐えられるだろうか。どれだけ奮闘しようとも、20個は無理に決まっている。
誇りを糧に劣情へと打ち勝った事すら、茶番でしかなかったのだ。
体内で複数の異物が一度に蠢き、先ほど以上の刺激をレオへと与える。レオは獣の唸り声を上げながら、ついにその瞳から大粒の涙を零した。
いつの間にか人とは違った形状になっていたペニスから、勢い良く精液が吹き出る。思考さえも獣に近づき、誇りの意味さえも忘れそうになる。
快楽に身を震わせ咆哮を上げながら、レオの瞳は絶望に染まっていた。
終
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サイコーにエロいです!
今までの中で一番魅せてる感じです
欲をいうなら顔と表情の書き込みかな?
2010-01-05 06:06 | URL | [ 編集]