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レオシリーズ 卵を産み付けられる。 by森谷2009-12-28(Mon)

レオ 産み付けられる卵

レオシリーズ。
卵なのか触手なのか、入れられてるのか引っ張り出されてるのか。
その辺をすべて想像に任せる形でいろいろと考えて描いた1枚目。
某所への投稿の最初でもあります。結構気合入れているつもり。
SS師3人がSSを描いてくださり、そのうち1つのSSを漫画化した方もいらっしゃって
私としては眼福でありとにかく嬉しかったです。

 SSを執筆していただきましたもけさんに転載許可をいただきました。
 もけさんのサイトには他にもSS多数です。是非!


written by もけ


「はっ、ひぃ…ん…ッ!」
 ぬめぬめとした触手に体を弄ばれながら、レオは国王の威厳などまるで残っていない、獣のような嬌声を上げる。
 百獣の王たる獅子の顔は、許容量を超えて体へと刻まれる快楽に、苦悶の表情さえ浮かべ、鍛え上げられ引き締まった体も、初めて男と寝床に入る処女のようにブルブルと震えていた。
 もう何時間この行為が続けられたのか、彼の判断力を完全に失った頭では、思い返すことも出来ない。
 ただ、触手がうねりながら乳首や玉袋をなぞって這いずり、その触手の先端が、彼の股間で反り返るイチモツに喰らいついて、精を吸い上げる感触に狂い、体に与える命令は、快感に体を震わせ、嬌声を上げろという命令だけだ。
「がっ、うがぁ…ッ」
 ひたすら嬌声を上げ続ける口へ、触手が捻じ込まれる。レオはそれを認識すると、ざらざらとした猫科の舌で、ペニスにも似た形状を持つ触手の先端を舐め始める。
 触手に捕まってからと言うもの、もう幾度となく飲まされ、その噎せ返るような臭いには吐き気さえも覚えた。
 だが、彼の頭には抵抗の意思など残っていない。口に入れられた触手を噛み切ろうとしたこともあった。
 だが、ゴムのような歯応えで獅子の牙さえも食い込まず、抵抗を見せれば喉の奥まで挿入するピストン運動が開始され、息さえもろくに出来ないまま、大変な苦しみを味わう事になる。
 恐怖と苦痛を前にして、彼は躾けられていた。逆らう事もなく、抗う事もなく、誇りも知性も完全に失った姿で、なすがままにされるただの玩具に。
――ごぷっ、どぴゅる!
「んんがっ、んむ…ごく、…ッ、ゴホッ!」
 彼の奉仕によって、口の中の触手から精液が放たれる。汚臭が彼の口内へ広がり、金色の瞳からとめどなく涙が溢れた。
 レオは口内へ放たれる精液を、余さず飲み干そうと喉を動かすが、既に胃袋は精液で満杯にされている。
 許容量を超えた精液に噎せ返り咳をしながら精液を吐くと、触手たちは不快感を覚えたのか、彼へのお仕置きを開始した。
「んひっ、ひぃがあああっ!」
 一本の触手が彼の肛門をまさぐり、突き入れられたかと思うと、直後には激しいピストンが始まっていた。
 直腸を突き上げられるたびに、綺麗に割れた腹筋がボコボコと動く。
 さらには悲鳴を上げるために口がいっぱいに開けられたのをいいことに、口内の触手は喉の奥まで進入を果たし、食道へと直接精液を発射する。
――ごぽり
 その音を皮切りに、レオの肛門から放水されるように精液があふれ出した。入り切らない内容物が排出される、当然の事だが、彼の食道から直腸まで、全てが触手の精液で満たされていると言う、異常な事態でもある。
 だが、それでも彼は意識を失うことも、完全に正気を失う事も出来ない。王としての誇り、鍛錬に裏打ちされた精神力、それらが苦しみを継続させる。
 触手を振り払い、逃れる体力など残っておらず、だが体の中に注がれた精液のお陰で、飢えも渇きも感じない。
 まるで、故意に生かされているようだった。この知能が存在するかも怪しい触手によって、自分の体が作り変えられていくようで、レオは激しい恐怖を感じた。
 そして、それは間違っていない。緩んだ肛門に、レオの中を満たす精液、体の方は完成している。後は頭。彼の精神が完全に破壊された時、苗床は完成するのだ。
 彼の頭を這う触手が、ゆっくりと耳元ににじり寄っていく。同時に、ペニスを覆う触手の口の中から、細い管が尿道を通ってレオの体内に侵入した。
「んぐっ、ぐぁあぁああっ!!」
 もはや全ての性的快楽を味わいつくしたと思っていた体に、なおも与えられる激しい刺激。今度こそ気が狂わんばかりの快楽だった。
 おとこのもっとも敏感な部分を内側から刺激され、さらにその奥へと進んでいく。激しい痛みとそれを超える快楽に、レオは白目を剥いて咆哮を上げるばかりだった。
 やがて管は尿道を突き進み、分岐点をこじ開けて精巣へと向かう。瞬間、快楽を痛みが上回った。レオの体が強張るが、管は侵入をやめず、ついには玉袋の内側へと到達する。
 睾丸を直に小突き、玉袋に溜まった精液を吸い上げる。形容の仕様がない、苦痛や快楽を超えた感覚だった。
 それは彼の精神を壊すに十分な刺激だったろうが、追い討ちをかけるように、触手が彼の耳から頭の中へと侵入する。
「ひッ……!」
 寒気が走った。頭の中に異物が入り込んでいる。三半規管を破壊しながら触手は脳へと向かい、丸いライオンの耳から、つーっと血液が伝った。
 頭蓋の内側に侵入した触手は、粘液を滲ませながら、ピンク色の脳髄を撫ぜる。疲弊しきっていた筈のレオの筋肉がビクンと反応を示した。
「あがっ、ひ……、ひゃ……ッ!」
 奇声を上げながら、レオの体が狂ったように震える。頭の中の触手は、脳の表面を這いずり回りながら、前頭部へと進む。
 そしてレオの体を激しく痙攣させながらその場所に到達し、軟い前頭葉を破壊した。レオに痛みはない。脳に痛覚など存在はしないのだ。
 頭の中の出来事だが、見た目にもすぐ変化は見て取れた。反抗の意思を失わず、いつまでも険しい光を湛えていた獅子の瞳が、色を失う。
 痙攣を繰り返していた体は人形のように力をなくし、人としての思考も終わりを迎えた。
 耳に突っ込まれた触手が、目的を終えてするすると出てくる。表面には多量の血が付着していた。
 正気を失ったレオは、濁った目を宙に向け、「うー、あー……」と声を上げる。
 獲物は完全に壊れた。触手たちは下準備の完了を感じ取る。
 レオの肛門からペニスの形状をした触手が引き抜かれると、代わりに幾分か細い触手が差し込まれた。
 先端こそ細いが、根元へ行くとレオの顔ほどもある巨大な袋状になっており、丸い物体が大量に詰まっているらしく、表面の形状は凹凸だ。
 その球体が、触手を通ってレオの肛門へと運ばれていく。獲物に卵を産みつけて苗床にする。自然界にはありふれた光景だった。
――ぐぽっ
 緩みきった肛門は、難なく卵を受け入れる。触手を通って卵はレオの直腸のさらに奥へと運ばれていく。
――ぐぽっ
 また一つ。
―ぐぽっ
 さらに一つ。すぐにレオの腹は妊婦のように膨れ上がり、ついには直腸が卵で埋め尽くされ、それ以上は入らないと言う状態になってしまう。
 産卵は終了だ。レオの肢体へと巻きついていた触手は緩み、離れ、彼を捕らえるものはなくなった。
 だが、その場から動く事は出来ない。「ぐへ、ぐへ」と下品な息遣いで倒れこみ、膨らんだ腹を抱えて、濁った目で宙を見上げる。
 誇り高い獅子王の冒険は、今ここに終了した。




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Comments(1) | 触手

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2011-04-07 02:05 | | [ 編集]

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    さいと~ take カチ もけ 森谷

    Author:さいと~ take カチ もけ 森谷
    獣 ケモノ 獣人 オスケモ 美女と野獣 などを取り扱っている共同ブログです。